XF16-55mmF2.8を買ったので個人的感想を書いていく

実はアメリカ旅行前の3月にXF16-55mmF2.8という憧れの赤バッチレンズを購入していました
著名な方々が既に沢山レビュー書かれているので俺なんて不要だろうなぁと傍観していましたが
ド素人のガバガバレビューもカメラブログ界の重しとしてバランスを取るために必要だろうと書いてみることにしました

まぁ撮って出しでもないので参考にはならないと思いますが雰囲気だけでも見ていただけたらなと思います
それではダラダラと書いていきます

外観など

外観はこちらの通りです。赤バッジだけあり非常に高級感漂う質感です
XF10-24mmと違いしっかりとした絞り環もありクリック感が気持ちいいです。
防滴防塵に加え換算24~84mmが高画質・F2.8通しで使えると正に高性能ズームレンズといったスペックです

問題となるのはこの大きさと重さ
重量は655gあり、X-T2につけると完全にフロントヘビーな様子。X-H1向けだなぁと感じます
今までXF10-24mmを大きいなぁと感じていましたが今では小さな可愛らしいレンズに変貌しました
まぁ僕はフロントヘビーは嫌いじゃないのであまり気になりません。撮影もしやすいと感じてますので

赤バッチもこんなに輝いている。だが赤バッチだからと特別に所有欲はないです

身軽にさせてくれる画質

ズームレンズとは思えない写真を吐き出してくれるのがこのレンズの大きな特徴です
世間で単焦点並と言われるのもわかりますが、やはり線の細さやキレは単焦点に軍配が上がります

しかし単焦点をやめてXF16-55mm1本にするには十分すぎるほどの性能です
特にその良さは旅行時に効いてきます。旅行中にガチャガチャとレンズをできるだけ替えたくない人は多いと思います。特に海外旅行では盗難のリスクも発生しますし、シャッターチャンスは一期一会なので交換中にチャンスを逃すのは本当に惜しいです
だからといってお守りに安価なズームレンズでは不安だと思いますので思い切ってXF16-55mmを購入してみるのもいいかもしれません

浮かび上がる立体感

ズームレンズで気になるのがボケがどんなものなのかということだと思います。
確かに単焦点レンズにあるような溶けていくようなドロリとしたボケなどはありませんが上手くハマった時の立体感がこのレンズにはあると思います。ワイド側でもキリッと浮かび上がらせてくれるのが高性能ズームレンズであるということを再確認させてくれます

色乗りが良い

色はいじっているのでこれは完全な主観になりますが非常に色乗りがよく感じます。HT-EBCのコーティング効果なのかわかりませんがしっかりと光を捉えれば単焦点よりも柔らかな描写になるかなと撮影していて感じました。様々な焦点距離にできるのも要因の一つとしてあるかもしれません

ストリート・空撮にも

写真は一期一会。チャンスを逃したら次はないかもしれません。レンズの取り替えや適していない焦点距離のレンズをつけていたせいで良い写真が撮れなかったなんてこともズームレンズでは防ぐことができます。まぁ単焦点に慣れてる人にとっては自由な焦点距離が逆に難しく感じるかもしれませんがとにかく撮ることが大切かなと

そしてこのレンズが力を発揮するのは空からの撮影の時ですね。ちょっとシチュエーションが限定的すぎてあれかもしれませんがヘリからの撮影だとレンズ交換ができないので自由な焦点距離にできるズームレンズは必須です。その上、シャッタースピードをあげる必要があり明るさも必須となるのでXマウントで空撮するならこのレンズが最有力です

ぐわっと、ぎゅっと

広角から中望遠までこなせるこのレンズはまさに万能です。歪みはなく四隅までキレキレ、f5.8~f8まで絞るとたまげる画質です。換算24mmは大きな建築物にも対応できるので比較的大きな物が多い海外ではこれ1本で済ませられます。手前に被写体を置けばそれを中心にぐわっと広がる絵が撮れます

それだけではなくテレ側までもぎゅっと被写体を収めることで異なった写真も演出できるのが本当に使いやすい。全域f2.8なので真ん中にピント合わせれば更なる望遠感も得られます。テレ側で切り取る写真が私は好みです

 厳しい環境にも

防滴防塵というだけあり厳しい撮影環境にも対応。霧が立ち込める場所、大雪で凍りそうな環境にも使えます。むしろ私の場合ボディのほうが先に死んでしまいました(半年ぶり二回目)

作例集

最後はアメリカで撮りまくった作例になります。参考程度に御覧ください

まとめ

簡単にですかこのレンズをまとめていこうと思います

・高画質・高品質、しかしデカ重
・旅行用にレンズシステムをまとめるには最適
・チャンスを逃したくないあなたにオススメ
・手ぶれ補正はあったら嬉しいかな程度
・高いけれど買う価値は十二分にあり

以上、ド素人のレビューでした

さいごに

ズームレンズを捨てた身でしたがやはりレンズ交換しなくていいのは気楽で旅行に集中できます。ただどれだけ使ってもでかいなーといつも思っちゃいます

XF8-16mmが発売されたらXF16-55mmとXF35mmF2、XF56mmAPDでレンズ構成は完璧ですね
ただ、確かXF8-16mmはXF16-55と同じくらいでかいし両方持つのは厳しいかなー…
その時また考えましょう

“XF16-55mmF2.8を買ったので個人的感想を書いていく” への1件のコメント

  1. HIROのアバター

    こんにちは。
    Ezogeek様の作例はいつも良い色味が出ていますよね。
    このレンズもそれに力を貸してくれているのでしょう。

    オリンパスで言うと12-40mm F2.8 PROの
    ような位置づけでしょうか。私も所有しており、旅行には
    大変助けられています。ただ私が下手なせいで力を発揮させ
    きれていないようで不憫な思いをさせております。

    中国で私の住んでいる所に富士フイルムの工場が有るのですが
    どうやらベトナムに集約するようで撤退とのニュースが現地の
    新聞に出ておりました。中国でもコアなユーザーには富士の
    カメラは評判が良いのですが現品を置いてある所が少なくなか
    なか手に取って確認する事が難しいですね。X-T20は
    カメラ屋さんに置いてありましたので触ってきました。シャッター
    の感触は結構私の好みでした。他の機種も触ってみたいですね。

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